一人暮らしをしていると、「もし留守中に誰かが入ってきたら……」と不安を感じる瞬間がありませんか。とくに帰宅が遅くなる日や、旅行で数日家を空けるときなど、防犯面の心配はつきものです。
そんな不安を和らげてくれるのが、手軽に導入できる防犯グッズです。最近は賃貸でも工事不要で取り付けられるアイテムが増えており、一人暮らしの方でも無理なく防犯対策を始められる環境が整っています。
この記事では、一人暮らしの防犯対策に役立つおすすめグッズを8つ厳選しました。玄関まわり・窓・室内の3つのエリアに分けて、それぞれの選び方と使い方のポイントを紹介します。
- 一人暮らしの玄関まわりに取り入れたい防犯グッズ4選
- 窓・室内を守るための防犯グッズ4選
- 賃貸でも工事不要で使えるアイテムの選び方
- 防犯グッズと合わせてやっておきたい日常の対策
一人暮らしの玄関に取り入れたい防犯グッズ|おすすめ4選

玄関は住まいの「顔」であると同時に、侵入者にとっても狙われやすいポイントです。鍵を1つ増やす、のぞき穴をふさぐといった小さな対策の積み重ねが、犯行をためらわせる材料になります。ここでは玄関まわりに取り入れたい4つのアイテムを紹介します。
玄関用補助錠で「ワンドアツーロック」にする
ドアに鍵が1つしかない場合、補助錠を追加して「ワンドアツーロック」にするだけで侵入に時間がかかるようになり、犯行を断念させやすくなります。
補助錠には、ドアの外側に取り付けるタイプと内側のサムターン(つまみ)にカバーを付けるタイプがあります。賃貸の場合は、粘着テープやマグネットで取り付けられるタイプを選べば、退去時の原状回復にも対応しやすくなります。
取り付けの際は、ドアの厚みや素材を事前に確認しておきましょう。製品によって対応するドアの仕様が異なるため、購入前にサイズをチェックしておくと失敗を防げます。
たとえば「ノムラテック ドアロックガード」は、工事不要で外側からワンタッチで施錠できるタイプとして知られています。最新の価格はリンク先で確認してみてください。
玄関の補助錠について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考になります。

ドアスコープカバーで室内をのぞかせない
ドアスコープ(のぞき穴)は、外側から特殊なレンズを当てると室内の様子が見えてしまうことがあります。
カバーを取り付ければ、外から室内をのぞかれるリスクを減らすことができます。在宅か留守かを外から判断されにくくなるため、空き巣対策としても有効な手段のひとつです。
ドアスコープカバーにはマグネット式やシール式などがあり、どちらも数秒で取り付けられます。価格帯も手ごろなものが多いため、手軽に始められる防犯対策として取り入れやすいアイテムです。
「ガードロック ドアスコープカバー」はマグネット式で着脱が簡単なタイプです。最新の価格はリンク先で確認してみてください。
モニター付きドアカメラで来訪者を確認する
ドアを開けずに来訪者の顔を確認できるドアカメラは、一人暮らしの安心感を大きく高めてくれるアイテムです。
最近のモデルはスマホと連動して、外出先からでもリアルタイムで来訪者を確認できるものが増えています。録画機能が付いているタイプなら、不審な訪問の記録を残すこともでき、万が一のときの手がかりになります。
賃貸の場合は、既存のドアスコープに差し込むタイプや、粘着テープで固定できるタイプを選ぶと、ドアに穴を開ける必要がありません。電源方式(充電式・乾電池式・配線式)も製品によって異なるため、自分の住まいに合ったものを選びましょう。
「SwitchBot ドアベル」は配線工事なしで取り付けでき、スマホアプリから映像を確認できるタイプとして人気があります。最新の価格はリンク先で確認してみてください。
人感センサーライトで不審者を威嚇する
人が近づくと自動で点灯するセンサーライトは、暗い玄関先や通路での犯行をためらわせる材料になります。
急に明かりがつくことで「誰かに見られている」と感じさせる効果が期待できます。帰宅時に足元を照らしてくれるため、日常の利便性も高いアイテムです。
電源方式は乾電池式、ソーラー充電式、コンセント式などがあります。賃貸の場合は乾電池式やソーラー式が設置しやすく、マグネットや両面テープで取り付けられるものが便利です。設置場所は玄関ドアの横や、通路の死角になりやすい場所が向いています。
「ムサシ RITEX LEDセンサーライト」は乾電池式で配線不要、コンパクトなサイズで賃貸にも取り入れやすいモデルです。最新の価格はリンク先で確認してみてください。
一人暮らしの窓・室内を守る防犯グッズ|おすすめ4選

玄関だけでなく、窓も侵入経路として狙われやすいポイントです。とくに1階や2階の低層階に住んでいる場合は、窓まわりの対策をしておくと安心感が違います。あわせて、室内に設置するカメラや外出時に持ち歩けるブザーも紹介します。
窓用補助錠で窓からの侵入を防ぐ
窓に標準で付いているクレセント錠だけでは、工具を使えば短時間で解錠されてしまうケースがあります。
窓用補助錠をサッシのレールに取り付ければ、クレセント錠が開けられても窓が動かないようにできます。玄関と同じく「二重ロック」の考え方で、侵入に時間をかけさせることがポイントです。
窓用補助錠には「鍵なしタイプ」と「鍵付きタイプ」があります。鍵なしタイプはつまみやレバーで操作でき、取り付け・取り外しが簡単です。より防犯性を高めたい場合は、鍵付きタイプを選ぶとよいでしょう。
「ノムラテック サッシロック」は両面テープで固定するだけで使える窓用補助錠です。最新の価格はリンク先で確認してみてください。
1階にお住まいの方は、窓の防犯対策について以下の記事でも詳しく解説しています。

防犯フィルムでガラス破りの時間を稼ぐ
窓ガラスに防犯フィルムを貼ることで、ガラスが割れにくくなり、侵入までの時間を引き延ばす効果が期待できます。
侵入者は時間がかかるほど犯行を断念しやすくなるとされており、防犯フィルムはその「時間稼ぎ」を担う役割があります。補助錠やセンサーライトと組み合わせることで、より効果を高めることができます。
フィルムの厚さは製品によって異なり、厚いほど破壊に時間がかかりますが、その分貼り付けの難易度も上がります。自分で貼る場合は、気泡が入らないようにヘラで丁寧に空気を抜くのがコツです。仕上がりに不安がある方は、施工業者に依頼する方法もあります。
「3M スコッチティント ウインドウフィルム SH15CLAR-A」は、防犯性能の高いフィルムとして広く知られています。最新の価格はリンク先で確認してみてください。
ネットワークカメラで外出中も室内を見守る
Wi-Fi接続でスマホから映像を確認できるネットワークカメラ(見守りカメラ)は、外出中の不安を減らしてくれるアイテムです。
動体検知機能が付いたモデルなら、人の動きを感知したときだけスマホに通知が届くため、常に画面を見ている必要はありません。録画データをクラウドやSDカードに保存できるタイプを選べば、万が一のときの記録としても活用できます。
設置場所は玄関が見える位置やリビングの出入り口付近が向いています。賃貸の場合は置き型タイプが便利で、棚の上などに置くだけで使い始められます。電源はコンセント式が主流ですが、充電式のモデルもあります。
「TP-Link Tapo C200」はコンパクトなサイズでスマホ連動・動体検知・夜間撮影に対応した人気モデルです。最新の価格はリンク先で確認してみてください。
防犯ブザーで外出時の身の安全を守る
防犯ブザーは、危険を感じたときにピンを引くだけで大音量を鳴らし、周囲に異常を知らせることができる携帯型の防犯アイテムです。
一人暮らしの場合、帰宅時の暗い道や人通りの少ないエリアで不安を感じる場面があるかもしれません。カバンやキーホルダーに付けておけば、いざというときにすぐ使えます。
選ぶ際のポイントは、音量・電池寿命・防水性能の3つです。周囲にしっかり聞こえる音量のものを選ぶのがポイントです。また、電池切れに気づかないまま放置しないよう、定期的に動作確認しておくと安心です。
よくある質問
賃貸でも防犯グッズは取り付けられる?
粘着テープ式やマグネット式の防犯グッズなら、壁やドアに穴を開けずに取り付けられるため、賃貸でも原状回復に対応しやすくなります。
ただし、物件によっては防犯カメラの設置やドアへの加工に管理会社の許可が必要な場合もあります。取り付け前に管理会社や大家さんに確認しておくと、退去時のトラブルを防げます。
防犯グッズにかける費用はどのくらい?
防犯グッズの価格は、種類・メーカー・機能によって幅があります。
ドアスコープカバーや窓用補助錠のように手ごろなものから、ネットワークカメラやドアカメラのように機能が充実したものまでさまざまです。まずは手の届く範囲のアイテムから始めて、必要に応じて買い足していくのがおすすめです。最新の価格は各リンク先で確認してみてください。
不審者を見かけたらどこに連絡すればいい?
状況の緊急性に応じて、連絡先を使い分けることが大切です。
いままさに不審者が敷地に入ろうとしている、ドアや窓に触れている、身の危険を感じるなど、緊急性が高い場合は110番に通報してください。
一方、「見知らぬ人がうろうろしていた」「不安だが身の危険はない」「記録だけ残しておきたい」といった場合は、#9110(警察相談専用電話)や最寄りの警察署に相談する方法があります。日時・場所・相手の特徴をメモしておくと、相談時にスムーズです。
防犯グッズだけで十分な対策になる?
防犯グッズは対策のひとつであり、日常の習慣と組み合わせることでより効果を発揮します。
たとえば、短時間の外出でも施錠を徹底する、郵便物をためない、在宅をアピールするためにタイマー付きの照明を使うなど、日頃のちょっとした意識が防犯力を高めてくれます。グッズの導入と合わせて、日常の習慣も見直してみてください。
まとめ
一人暮らしの防犯対策は、玄関・窓・室内のそれぞれに適したグッズを取り入れることで、無理なく始められます。この記事で紹介した8つのアイテムは、いずれも賃貸でも使いやすいものばかりです。
すべてを一度にそろえる必要はありません。まずは気になったアイテムをひとつ取り入れるところから始めてみてください。ひとつ対策を加えるだけでも、日常の安心感は変わってきます。
できることから少しずつ対策を重ねて、安心して暮らせる住まいを整えていきましょう。
(参考: 警察庁「住まいる防犯110番」)
