防犯カメラを自宅に設置したいけれど、24時間つけっぱなしだと電気代が高くなるのでは…と不安に感じていませんか。
実は、家庭用防犯カメラの消費電力はそれほど大きくなく、1台あたりの月額電気代は数百円程度に収まるケースがほとんどです。ただし、カメラの種類やレコーダーの有無によって金額は変わるため、事前に目安を把握しておくことが大切です。
この記事では、家庭用防犯カメラの種類別の電気代の目安から、月々のコストを抑える節約方法までわかりやすく解説します。
- 家庭用防犯カメラ1台あたりの月額電気代の目安
- カメラの種類ごとの消費電力の違い
- 電気代の具体的な計算方法
- 電気代を抑える4つの節約テクニック
防犯カメラの家庭用の電気代はいくら?種類別の目安を解説

カメラ本体の消費電力は月額約100〜150円が目安
家庭用防犯カメラ1台あたりの電気代は、24時間稼働させても月額約100〜150円程度です。一般的な家庭用防犯カメラの消費電力は5〜10W程度で、エアコンや冷蔵庫などの家電と比べると非常に少ない電力で動きます。
たとえば、消費電力6Wのカメラを24時間365日使った場合、1kWhあたり31円で計算すると月額約134円になります。カメラ本体だけであれば、電気代が家計を大きく圧迫する心配はほとんどないでしょう。
レコーダーを使うと月額300〜400円が追加になる
録画用レコーダー(DVR/NVR)の消費電力は約15〜20Wで、月額300〜400円程度の電気代がかかります。カメラ本体とレコーダーを合わせると、1台構成でも月額約450〜550円が目安です。
レコーダーはカメラの映像を保存するために常時稼働させるため、カメラ本体よりも電力消費が大きくなりがちです。SDカード録画に対応したカメラであれば、レコーダーが不要になり電気代を大幅に抑えられます。
複数台設置した場合の電気代シミュレーション
防犯カメラの台数が増えても、電気代の増加はカメラ1台あたり約100〜150円程度です。レコーダーは複数台のカメラで共有できるため、台数が増えてもレコーダーの電気代は変わりません。
たとえば、カメラ4台+レコーダー1台の構成では、カメラ分が約130円×4台=約520円、レコーダー分が約330円で、合計約850円/月が目安になります。年間にすると約10,200円で、一般的な冷蔵庫の年間電気代と同程度の水準です。
電気代の計算方法を知っておこう
防犯カメラの電気代は「消費電力(W)÷ 1,000 × 使用時間(h)× 電力量単価(円/kWh)」で計算できます。自分のカメラの消費電力は、製品の仕様書やラベルに記載されているのでチェックしてみましょう。
電力量単価は電力会社やプランによって異なりますが、目安として1kWhあたり約27〜31円で計算するのが一般的です。正確に知りたい場合は、ご契約中の電力会社の料金表を確認してください。
(参考: Looopでんき「防犯カメラの電気代はいくら?設置する時の注意点も解説」)
家庭用防犯カメラの電気代を抑える4つの節約方法

動体検知機能つきカメラで無駄な録画をカット
動体検知(モーション検知)機能を使えば、動きがあったときだけ録画が開始されるため消費電力を大幅に削減できます。24時間常時録画と比べて録画データ量も減るため、SDカードやハードディスクの寿命を延ばす効果もあります。
最近の家庭用防犯カメラには、AI搭載の人体検知機能を備えたモデルも増えています。風で揺れる木の葉やペットの動きによる誤検知を減らし、必要な映像だけを効率よく録画できるため、電気代の節約と実用性を両立できるでしょう。
ソーラーパネル式なら電気代ゼロも可能
ソーラーパネル式の防犯カメラは太陽光で充電するため、電気代がかかりません。電源工事も不要で、屋外のコンセントが届かない場所にも設置できるのが大きなメリットです。
ソーラー式カメラは手頃な価格で購入できるモデルも登場しており、導入のハードルは年々下がっています。曇りの日でもバッテリーに蓄電した電力で稼働するため、日照条件が多少悪くても使用できるとされています。長期的なランニングコストを重視するなら、有力な選択肢になるでしょう。
防犯カメラ以外の防犯対策と組み合わせることで、より効果的に自宅のセキュリティを高められます。

録画スケジュールの設定で消費電力を最適化
タイマー機能を使って録画スケジュールを設定すれば、不要な時間帯の録画を停止して電力消費を抑えられます。たとえば、在宅時間帯はカメラの録画を停止し、外出時間帯だけ録画するといった運用が可能です。
多くの家庭用防犯カメラには、スマートフォンアプリから録画スケジュールを設定できる機能が搭載されています。曜日ごとに細かくスケジュールを設定できるモデルもあるため、生活パターンに合わせた効率的な運用ができるでしょう。
一体型カメラを選んでレコーダー分の電気代を削減
SDカード録画やクラウド保存に対応した一体型カメラなら、レコーダーが不要になり月額300〜400円の電気代を丸ごと節約できます。カメラ本体だけで完結するため、配線もシンプルになるメリットがあります。
クラウド保存タイプのカメラは月額利用料が発生するケースもありますが、電気代だけで見れば最も経済的な選択肢のひとつです。一人暮らしの方など設置台数が少なければ、一体型カメラがとくにおすすめです。
一人暮らしの方は、カメラの設置場所も重要なポイントです。室内のどこに置くべきかを知っておくと、より効果的に防犯対策ができます。

防犯カメラを24時間つけっぱなしにすると電気代はいくら?
カメラ本体のみであれば、24時間つけっぱなしでも月額約100〜150円程度です。レコーダーを併用する場合は合計で月額約450〜550円が目安になります。一般的な家電と比べても電気代は低く、家計を大きく圧迫する心配はほとんどありません。
ソーラー式防犯カメラは曇りの日も使える?
多くのソーラー式防犯カメラには内蔵バッテリーが搭載されており、晴天時に蓄電した電力で曇りの日や夜間も稼働します。数日間の悪天候が続いても問題なく動作するモデルが多いですが、設置場所の日当たり条件によっては充電が追いつかない場合もあるため、購入前にバッテリー容量を確認しておくと安心です。
ワイヤレスカメラと有線カメラで電気代は違う?
カメラ本体の消費電力に大きな差はありません。ワイヤレスカメラはWi-Fi通信のために若干の電力を使いますが、月額の差は数十円程度です。ただし、ワイヤレスカメラでもコンセントからの電源供給が必要なケースは多いため、「ワイヤレス=電源不要」ではない点に注意しましょう。
防犯カメラの電気代は確定申告で経費にできる?
自宅兼事務所として使っている場合や事業用の防犯カメラであれば、電気代の一部を経費として計上できる可能性があります。個人の住宅に設置した家庭用カメラの電気代は、原則として経費にはなりません。具体的な取り扱いについては、税理士や税務署に相談することをおすすめします。
まとめ
家庭用防犯カメラの電気代は、カメラ本体1台で月額約100〜150円、レコーダーを合わせても月額約450〜550円程度が目安です。一般的な家電と比べても負担は小さく、電気代を理由に設置をためらう必要はほとんどないといえるでしょう。
さらに電気代を抑えたい場合は、動体検知機能やソーラーパネル式、録画スケジュール設定などの工夫を取り入れてみてください。ご自宅の環境や予算に合ったカメラを選んで、安心できる暮らしを手に入れましょう。
